KINUTA TERRACE by Keiji Ashizawa Design + Norm Architects

Residence | Tokyo, Japan

 
KINUTA TERRACE | Keiji Ashizawa Design + Norm Architects | photography : Jonas Bjerre-Poulse

KINUTA TERRACE | Keiji Ashizawa Design + Norm Architects | photography : Jonas Bjerre-Poulse

 

DESIGN NOTE

  • インテリアデザインと呼応するオリジナル家具

  • 芦沢啓治建築設計事務所とNORM ARCHITECTSとのコラボレーション

  • ランドスケープとインテリアの関係の再構築

 

photography : Jonas Bjerre-Poulse

words : Reiji Yamakura/IDREIT

EN

 
 

都内の住宅街にある集合住宅の、一部外装やランドスケープの刷新を含むリ・デザイン。芦沢啓治建築設計事務所と、デンマークのデザインスタジオNorm Architectsとの共同設計によるもの。

当初は、それぞれが1室をデザインする計画でスタートしたが、互いの感覚やこれまでの経験を尊重し合う両者のコラボレーションにより、相互に影響を受けたディテールや意匠が一部混じり合うかたちで最終的なデザインがまとめられたという。天井の高さなどの寸法や、インテリアの実際の使われ方などを検証して丁寧にデザインされた家具が、抑制の効いた空間に静かに置かれている。

このプロジェクトのために考案された家具デザインを起点として、「KARIMOKU CASE STUDY」という、特定空間のためにデザインされた家具シリーズが立ち上がったことも書き加えておきたい。

 

DETAIL

デンマークの設計事務所Norm Architectsがデザインした大理石アウリジナフィオリートを天板に用いたテーブルは、カリモクケーススタディの1stコレクションとなった

デンマークの設計事務所Norm Architectsがデザインした大理石アウリジナフィオリートを天板に用いたテーブルは、カリモクケーススタディの1stコレクションとなった

一部の壁にはオークの突き板が用いられた。手前はNorm Architectsがデザインしたオーク材フレームのソファ

一部の壁にはオークの突き板が用いられた。手前はNorm Architectsがデザインしたオーク材フレームのソファ

オーク材で設えたルーバー

オーク材で設えたルーバー

床は浮造り仕上げのオーク材フローリング、スチール製の階段の踏面にはオーク無垢材を使用。厳選された素材の使用がインテリアに豊かさと統一感をもたらしている

床は浮造り仕上げのオーク材フローリング、スチール製の階段の踏面にはオーク無垢材を使用。厳選された素材の使用がインテリアに豊かさと統一感をもたらしている

 

CREDIT


名称: KINUTA TERRACE

設計:芦沢啓治建築設計事務所 芦沢啓治 + 平山健太   Norm Architects

施工:ファインアーツ シミズ・ビルライフケア

家具:Karimoku Case Study

所在地:東京都

竣工:2019年5月

床面積: #17:106.18㎡ / #18:115.08㎡

用途: 集合住宅

仕上げ材料:

床/オークフローリング t15 浮造り 壁/AEP塗装 一部オーク突き板t3 天井/AEP塗装 階段/スチール階段 + オーク材 テーブル/天板・アウリシナフィオリート サンドブラスト仕上げ 脚・オーク材 屋外フェンス(新設)/スチールプレートt2.3リン酸処理

 

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