TIDE/WRENCHSHELF by Chen Yuchuan
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インテリアデザイン専攻
少ない方が豊かである
「tide」はアルミ天板をセッティングするだけで柱に固定される構造になっています。柱にある凹凸により、使う環境に合わせて潮の満ち引きのように天板の高さを上下に動かすことができます。
同時にサイドテーブルから椅子への変換もできます。
「wrenchshelf」はアルミフレームとアクリルパネルでできた本棚です。工具は必要なく、六角レンチとネジの組合せたパーツを使用することで天板とフレームを簡単に連結できます。それにより、パネルが固定することでネジがゆるむこともありません。六角レンチが持つ道具の特性を家具のパーツとして取り入れることで、新しい構造の合理性を生み出す事ができます。
私は家具を組み立てる時に使う道具の必要性に疑問を持ち、新しい構造を考える事で道具に頼らない簡単な組み立て方を提案します。
words: Chen Yuchuan
CREDIT
作品名:tide、wrenchshelf
氏名 :陳 宇川(Chen Yuchuanj)
学校名: 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科インテリアデザイン専攻
卒業年:2022
応募カテゴリー:家具デザイン