TRIM by Haruka Sekiguchi
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インテリアデザイン専攻
光が存在するからモノを認識できる。
光はモノを照らすだけでなくその間に存在する空間も作り出している。
光の行く先が作り出す空間。
それだけを切り取ることはできるだろうか。
タッチパネルに利用されるフィルムは透明でありながら通電性を持っている。
円錐形に成形した塩化ビニル樹脂の内側にこのフィルムを沿わせる。形態の全面にフィルムを使用する事でケーブルを使用することなく形態自体が回路となり、上部が発光する。
光はスポットライトのように空間に緩やかなグラデーション作りながら消えていく。
光という質量のないモノにカタチを与えたい。
words: Haruka Sekiguchi
CREDIT
作品名:trim
氏名 :関口遼
学校名: 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インテリアデザイン専攻
卒業年:2021
応募カテゴリー:インスタレーション