THE HANDS WANT TO SEE, THE EYES WANT TO CARESS by YuanYuan Hua
桑沢デザイン研究所 スペースデザイン専攻
“若者に話がある。とくに若い方々私からのアドバイス、カットオフコンピュータ、コンピューターであなたの欲望と未来を探し続けないでください。何か見たい場合は、本物を見られる場所に行く必要がある。美しいものに触れる、鼻でにおいを嗅ぐ。表面的なイメージングではなく、非常に興奮した感情を持っている。”
— 山本耀司
視覚に頼ることを中心とした「視覚中心主義」だと言われる現代。印刷技術の発明に始まり、人工照明や写真、テレビ、スマホの発展がそれに拍車をかけている。視覚に頼り過ぎると、他の感覚が鈍り、想像力も乏しくなりがちという指摘もある中、この作品は、その視覚中心主義に疑問を投げかけるのが狙い。見る者の視覚や色をあえて制限し、素材に触れ、耳をすまし、視覚を疑うことを促すことで、五感をフルに刺激し、想像力に働きかける。
words: YuanYuan Hua
CREDIT
作品名:The hands want to see, the eyes want to caress
氏名 :華媛媛 YuanYuan Hua
学校名: 桑沢デザイン研究所 スペースデザイン専攻
卒業年:2021
応募カテゴリー:インスタレーション