PLANET FORMULA by Hsiao Yu Hsin
桑沢デザイン研究所 総合デザイン科 スペースデザイン専攻
まず、日常生活を観察し、自分と空間の間にある何か探した。
都市に暮らしているが、好きでも、嫌いでもない。ただ慣れている。都市のスピードが速いので、普段はあまり観察しておらず、考えてもいなかった。
日常生活を観察し、写真を撮り、都市の形、色、リズムを考え、分析した。空間と空間、空間と人間、空間と時間は、惑星のようにそれぞれに存在しており、お互いが小惑星帯(しょうわくせいたい)のようにつながっている。planet formulaでは、一つ一つの独立したエレメントが小惑星帯のように並んでいるが、そのエレメントを通じて、生活が繋がる。私たちの生活も同じことである。都市も、家も別々に存在し、お互いに繋がっている。
このシリーズでは、主に幾何的な形と色彩の組み合わせであり、場所によって機能性を考え、デザインをした。三つの作品がある。即ち、玄関、リビングと寝室において設定している。
玄関
主に円として形にし、角度で分け、半円になった。時計があるが、目盛が6時から9時までだけである。普段の生活では、朝6−9時ごろ出かけ、夜6−9時ごろ帰る時間帯なので、玄関でよくこの時間帯を見られると思う。
リビング
立ち上がりの収納家具だけではなく、アートワークでも言えると思う。触らないと、どこから開けるかわからない。全部のボックスが45度でカットされ、接着した。ただ引き出しの下に開けるように小さい隙がある。木製のボックスであるだけでなく、アクリル板で1/4円形の収納ボックスもある。浮遊感を現れるように金物で細いステントを作った。色々な素材で作られ、見る角度によって違う幾何の組み合わせも見える。
寝室
ベッドサイドキャビネットは、主にアクリル板で作られ、本、雑誌などが置ける。アクリルキャビネットの前では、木製の収納ボックスも45度でカットされ、接着した。ボックスの大きさがメガネが入れるサイズである。上には、移動できる円形のシェルフかあり、リングなどモノが置ける。
words: Hsiao Yu Hsin
CREDIT
作品名:planet formula
氏名 :蕭雨軒(ショウ ウケン) HSIAO YU HSIN
学校名:桑沢デザイン研究所 総合デザイン科 スペースデザイン専攻
卒業年:2020年