SOIL by NEW LIGHT POTTERY
Pendant lamp
soil | NEW LIGHT POTTERY | photography : Hiroki Kawata
DESIGN NOTE
アノニマスな工業製品をオリジナルとした“リ・デザイン”
伝統ある信楽焼を用いた、現代のプロダクト





photography : Hiroki Kawata
words : Reiji Yamakura/IDREIT
インディペンデントな照明ブランドNEW LIGHT POTTERYによる、信楽焼シェードのペンダントライト「soil(ソイル)」。
日本の伝統の一つである“写し”の手法により、アノニマスなドイツのホーロー製ペンダントライトを原型として、信楽焼で同じ形状でつくったもの。形状はあえてわずかに歪みのでる製法が用い、表面は、拭き掃除のメンテナンスができる程度に平滑なマットな質感としている。
天井との取り付け部分につけるフランジカップも陶器でつくられている。カラーバリエーションは生成り色のnudeとblackの2色。
DETAIL
信楽焼シェードの表面は、拭き掃除のメンテナンスができる程度に平滑に仕上げられた。
約100年前のドイツのAEG製ワークショップランプを原型として、“写し”の手法を参考に日本の伝統工芸である信楽焼でシェードをつくった。あえて、わずかに個体差の出る方法でつくっているため、それぞれに歪みが見られる。
フランジにもこだわり、鋭いエッジの信楽焼フランジカップをオリジナル製作している。
シェードにベンガラ漆を混ぜ込んだ限定色モデル。
NEW LIGHT POTTERYの永冨さんにものづくりのプロセスを聞いたインタビューはこちら